airilのブログ

『ネイティブへの魔法』プログラム

【特別編】twitter記事の翻訳

前回出させていただいた

ワークについて再度詳しく解説を

させて頂きます!!

 twitter に対する画像結果

専門用語なども

含まれていて

結構難しかったと思います(汗)

 

しかしこの内容は

LGBTが最近やっと日本でも

注目され始めた様に、

とても大切なトピックです。

 

改めて隅から隅まで

解説していきますので、

沢山知識や情報をゲットして

下さい!!

 

 

 

 

 

・トランス排除フェミニストLUSH当店にステッカーを

 貼り付けたことに対し、トランス排除に

 反対する声明を出したというツイートです。

 

Lush store in Edinburgh puts up sign saying "Please don't enter with signs of #COVID19, racism, #homophobia, sexism or #transphobia," after #transphobic stickers were stuck to storefront following a gathering of anti-#trans feminists

 

 

 

 

 

まずこの文章は二つに分けられます。

 

Lush store in Edinburgh puts up sign saying "Please don't enter with signs of #COVID19, racism, #homophobia, sexism or #transphobia,"

after #transphobic stickers were stuck to storefront following a gathering of anti-#trans feminists

です。

 

この二つの文をつなげている

単語(接続語)は、

afterです。

 

I eat dinner after my job .

という例文は

”仕事後、夕食を食べた”

となりますよね?

 

原則、afterが含まれている文は

afterの文から先に日本語翻訳します。

 

(英語は結論が先なので

 after文が後に来ているのです)

 

 

after #transphobic stickers were stuck to storefront following a gathering of anti-#trans feminists

この文でややこしい単語の存在がありましたよね?

following"です。

 

そもそもfollowには

使い方が何パターンもあります。

 

まずは単純に

follow me .

という「ついてきて」という意。

 

次によく使うパターンは

The following question is very difficult.

I arrived in Italy and I went on a cruise the following week.

The following day, Trump deleted the tweet.

という「次の=next」とか「以下の」という意。

 

今回使われるfollowのニュアンスは、

The new restaurant received a boost in customer numbers following the magazine article.

という「~に影響をうけて」

とか「~に感銘を受けて=be impressed」という意味になります!!

 

 

followは簡単な単語ですが、

色んな使い方ができます。

haveやputやtakeと同じですね。

まずは、例文をインプットしてくださいね!!

 

 

after #transphobic stickers were stuck to storefront following a gathering of anti-#trans feminists

 

transphobicという単語。

なかなか難単語です。

しかし”性””LGBT”に関しては

当たり前に出てくる単語なので、

 

世界情勢を知る(グローバルな人材になる)為にも、

知識を増やすためにも、

理解力を広げる為にも、

是非とも知っておいて欲しいものです。

 

transphobic

trans+phobicが融合したものです。

 

まずtransとは、

transformerの様に、

「転換する」「変わる」

といった意味合いです。

 

これを知っているだけでも、

trans-といった単語が出てきても

おおよそ検討を立てることが

できます。

 

phobicとは

「恐怖症」という意味。

社会不安障害となると、

social phobiaとなります。

 

つまり、trancphbicとは

「転換」に対して「恐怖」がある

というニュアンスになります。

 

つまり、性転換について

憤りがあるということです。

 

分かりやすく

例を挙げますと、

 

「性転換するなんて神様に失礼だろ」

だとか

「性転換するなんて親に失礼だと

思わないのか」

 

のような意見を

強く持っている方々ですね。

この方々がtransphobic

総称している訳です。

 

 

after #transphobic stickers were stuck to storefront following a gathering of anti-#trans feminists

 

stuck は stick の過去形。

stickers were stuckで

大体想像がつくはずです。

 

storeのfrontにステッカーが

貼られたのです。

 

antiとは、

いわゆるアンチです。

アンチコメントとか言いますよね?

「反対する」という意味です。

 

feministとは

日本語では、「男女同権者」と言えます。

つまり、男も女も対等であるべきだ

と表明する方々の総称ですね。

 

anti - #trans feminist 

は日本語にするのが

大変だったと思います。

 

まずアンチがtrans feministにかかっています。

「男女同権者」の「転換」

 

それからどう英語に機転させるのかは

なかなか英語になれている方でも

考えます。(私がそうでした)

 

そこで英語を話す外国の友達と

話し合った結果、

一番ピンとくる表現が見つかりました。

 

なんだかこれは

差別みたいで

表明するのが

気がかりなのですが...

 

分かりやすく言うと、オカマですね。

 

 

after #transphobic stickers were stuck to storefront following a gathering of anti-#trans feminists

 

以上、大分分かりやすく意訳をすると、

 

オカマ達がLUSHに集まっていたことを受けて

オカマのアンチはLUSH当店に#性転換恐怖症

というステッカーを貼った

 

という意味です。

(なんとも惨い話ですよね)

 

 

二つ目の文に行きましょう。

Lush store in Edinburgh puts up sign saying "Please don't enter with signs of #COVID19, racism, #homophobia, sexism or #transphobia,"

 

この文の形は

分かりますよね?

she said " ~ " .

「~と彼女は言った」と同じです。

 

"Please don't enter with signs of #COVID19, racism, #homophobia, sexism or #transphobia,"

 

#COVID19, racism

これはコロナウイルスと人種差別が並んでいます。

 

#の意味はそのままです。

ハッシュタグをつけることで、

それが存在する全メッセージを

収集できます。

 

つまりここでは

全人類の#COVID19, racism,に

向けられていると

意味が取れます。

 

話を戻しますが、

#COVID19, racismとはつまり

#コロナ差別ということです。

 

 

#homophobia, sexism or #transphobia

homophobiaは

homo=同性、同一の

phobiaは先程も挙げましたね。

つまり、「同性愛嫌悪」と日本語で表現できます。

 

#homophobia, sexism

sexismについて

~smは大抵批判用語に使います。

 

sadism=サディズム=S

も比較的批判的な意味合いですよね?

 

なので

#homophobia, sexismは性差別ということ。

 

 

よって、

これを踏まえて翻訳例を

見てみましょう。

 

 

(翻訳例)

トランス排除フェミニストLUSH当店に

ステッカーを貼り付けた後、

デンバーグ店は『#コロナ差別 #同性愛差別 また、

#性転換嫌悪 を掲げるものは立入禁止』という看板を掲げた。

 

 

 

 

スッキリしましたか?

 

この様に、結構重たい内容の

ものでした。

 

ここで今一度私から

皆さんにお伝えしたいことがあります。

 

このワークは特に

私の皆さんに対して英語学習の概念を

お伝えしたい一番の趣旨が

詰まっていた内容でもありました。

 

今回のLUSHの話の様に、

世界情勢を知ることで

様々な知識も得て、

より広い価値観を得ることができます。

 

世界の話は日本とは

関係ないと思われる方も

中にはいらっしゃると思いますが、

 

その方々にお伝えしたい。

恐らく炎上するかもしれませんが、

その考えって本当に古いんですよね。

 

時代は変わります。

事実、現状維持は後退する

ばかりです。

 

我々は常に最新と向き合う必要のある

時代に生きています。

 

それに気づかない人間は

必ずすぐに痛い目にあいます。

 

”性”に関する話題が

まだ未だに日本で浸透していない

と思います。

 

日本の死因の3番目は

何か知っていますか?

 

私はこれはある情報番組で知ったのですが、

衝撃でした。

 

その死因とは、

”中絶”です。

 

これが起こる主な原因は

ただ単に性に関する知識不足です。

 

LUSH店に関する英文を

より近いニュアンスで忠実に

日本語に訳したのですが、

どうですか?

 

結構、簡単に口にできる

内容ではなかったですよね?

 

 

(翻訳例)

トランス排除フェミニストLUSH当店に

ステッカーを貼り付けた後、

デンバーグ店は『#コロナ差別 #同性愛差別 また、

#性転換嫌悪 を掲げるものは立入禁止』という看板を掲げた。

 

これは公に公表できる

日本語翻訳だと思いますが、

 

 

オカマ達がLUSHに集まっていたことを受けて

オカマのアンチはLUSH当店に#性転換恐怖症

というステッカーを貼った後、

デンバーグ店は『#コロナ差別 #同性愛差別 また、

#性転換嫌悪 を掲げるものは立入禁止』という看板を掲げた。

 

となるとどうですか、?

トランス排除フェミニストというのは

つまりそういうことだと先程述べました。

 

 

日本人の多くが

世界情勢を重く受け止めない

理由がここにあると思います。

 

日本は豊かすぎて、

自分で英語を日本語翻訳しなくても、

してくれる誰かとロボットに頼ります。

 

よって、”綺麗な言葉”つまり綺麗事からし

その事実を受け止められないんですよね。

 

言葉って大きなパワーを

持っています。

 

英語を知っているからこそ、

その事実をより深く理解できます。

 

それを皆さんにも

できてほしいんです。

そしてだんだんそのような

人間が増えてほしいのが願いです。

 

これも英語ができる人しか

経験のない事だと思いますが、

この様な情勢を理解できていない事

自体がとても恥ずかしい事なのです。

 

確実に外国人に白い目で

見られます。

 

当たり前のことではありますよね。

問題視しなきゃ悪化する事例

だというのに、

 

呑気に何も知らないのは

危険すぎますよね。

 

 

また、このお題について

外国の友達と話す際、

色んな事が発見しました。

 

例えば先程のfollowingという

ニュアンスを日本語で伝えるのは

どうしたらいいのか。

 

followingだけで30分

長々と議論しましたね。

 

しかし、なかなかそれに

ぴったり当てはまる

言葉が見つからない…

 

それに見合う日本語は

どうしても私しか

出てこない。

 

これは私の日本語の

言語力や語彙力を

問われるものでした。

 

外国人の友人は

” like They are concerned about it ...

     like next move to ~ ... ”

 

私はそれに対して

言いたいことはわかるんだけれども、

それをそれらしい日本語にしても

おかしくなるだけで、

 

伝えたいことが半減してしまう...

 

ということで全体的に文章を考えて、

「~を受けて、~に感銘して」

ってのがしっくりくる!!!

 

といういざこざがあったのです(笑)

 

結論、語彙力は

あればあるほど

考えが豊かになりますし、

翻訳力も付きます。

 

それが仕事にできるのも

素晴らしいことですよね!!

 

 

そしてもう一つ。

翻訳をする過程でも

様々な自分の経験、

自分の一貫した考え

 

というのが大きく機能します。

だからこそ、普段から

英語学習だけに着眼するのではなく

 

沢山のことをしてほしいです。

 

英語が加えてできる人ってのは

本当にカッコいいんですよ。

 

今回のLUSHの記事も

私の一意見を含めた

翻訳になっています。

 

しかし、これは私は

より近いニュアンスを感じ取れる

言葉を選んでいるつもりです。

 

なので、正解は沢山あります。

 

みなさんの考えや意見も

かならずあるはずです。

 

私の表明に

賛成、反対ももちろん

あるはずです。

 

なので、なにか

ありましたら是非

あなたの表明も聞きたいです。

 

ここが英語の面白いところでも

ありますよね。

 

antiを辞書で調べて「批判者」と使うのではなく、

「アンチ」と表現する

 

そんなことができると、

英語力だけでなくて、

その人自身の力量も図られますよね?

 

そういう風になっていきたいものです。

 

翻訳機、ロボットにはできないことが

ここにはあると思います。

 

よりニュアンスに近い

声高、語彙、

それらを使いこなしていける様に

一緒になっていきましょう(^^)